大規模自社株買い ヤマダ失速気味?ENEOS変わらず

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大規模自社株買いを22年5月に発表したヤマダホールディングス(9831)、ENEOS(5020)の自社株買い状況を追っていますが、7月の結果が出ましたので進捗を確認します。

2022年 ヤマダHD 計画(上限) 200百万株(23.9%)、1,000億円 

7月も自社株買いを実施して、累計は 約46.6百万株(計画比23.3%)、約218.9億円(計画比21.9%)となりました。株価は想定価格の500円未満で推移しているため、株数ベースの進捗率が高いです。発行株数(自己株式除く)に対する自社株買い累計は5.5%まできました。株価は5月6日終値から+22.8%の上昇率です。

グラフに各月の自社株買い金額と金額ベースの進捗率を表します。5月の初月は好調なスタートでしたが、毎月自社株買い金額は減少しており、失速気味?でしょうか。といっても、発行株数に対する自社株買い累計は現時点で5%を超えており、すごいことです。期間は来年の5月まであるので、長く継続してほしいものです。

2022年 ENEOSHD 計画(上限) 300百万株(9.3%)、1,000億円 

7月も自社株買いを実施して、累計は 約89.8百万株(計画比29.9%)、約464.4億円(計画比46.4%)となりました。株価は想定価格の333円より高い価格で推移しているため、金額ベースの進捗率が高いです。発行株数(自己株式除く)に対する自社株買い累計は2.7%まできました。このまま自社株買いが進めば、金額ベースで上限到達になりそうです。株価は5月12日終値から+9.6%の上昇率でした。

ENEOSは予定期間内に1000億円上限到達までいきそうな勢いです。

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