為替ヘッジありのS&P500 ETFについて

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最近の米国株式市場は統計数値が出た後は大きく動くことが多く、先週末も米雇用統計が好調だったことを受けて、FRBのタカ派継続の見方もあり、大きく下げました。22/10/7のS&P500指数は2.8%安、3639.66で引けました。

年初から見ると、S&P500は既に20%以上下落して、厳しい状況となっていますが、国内の投資家は円安の恩恵もあり、為替ヘッジなしの場合は思いのほか成績は悪くないと思います。自分の保有する米国株等もドル建てでマイナスになるも、円建てではプラスになる現象もあります。

参考にS&P500指数と東証に上場しているETF「2558 MAXIS米国株式(S&P500)上場投信」を年初来のチャートで比較してみます。このETFは為替ヘッジなしです。

S&P500指数(青)は20%以上下落していますが、MAXIS米国株式(S&P500)上場投信(橙)は年初からあまり下がっていません。これは3月頃から急激に進んだ円安の効果となります。

※TradingView提供のチャート

米国株はどこまで下がるか分かりませんが、以前に比べると割安感が出てきたので、米国株の指数に連動するインデックス投資を考えていますが、現在のドル円が二十数年来の円安水準ということもあり、中期的な円高の巻き戻しがあったときのリスクを感じて、あまり投資できていない状況があります。

そこで、為替ヘッジがある投資信託(S&P500インデックス)で信託報酬が安いものがないか探したところ、見当たりませんでしたが、東証に上場しているETFではありました。

コード2630 MAXIS米国株式(S&P500)上場投信(為替ヘッジあり)、22年9月レポートでは純資産額173億円、信託報酬は0.077%程度。

S&P500指数(青)とMAXIS米国株式(S&P500)上場投信(為替ヘッジあり)(橙)を年初来のチャートで比較してみます。当たり前かもしれませんが、指数連動ということもあり、ほぼ同じように動いています。

同様なS&P500指数(為替ヘッジあり)のインデックスファンド他にもありました。

  • 2521 「上場インデックスファンド米国株式(S&P500)為替ヘッジあり」
  • 2563 「iシェアーズ S&P 500 米国株 ETF(為替ヘッジあり)」
  • 2634 「NEXT FUNDS S&P 500 指数(為替ヘッジあり)連動型上場投信」

 

現在、為替ヘッジありの商品は保有していませんが、こういったETFも頭に入れておきたいと思いました。

一方、以前から実施している為替ヘッジがない投資信託の積立投資は継続しています。

※このブログは株式やETF等を推奨、非推奨するものではありません。これらの商品はリスクがあるため、投資判断は自己責任でよろしくお願いいたします。

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