高配当 時価総額1兆円超の銀行6行 業績,配当利回り,自社株買い,株価推移を比較

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今回は時価総額1兆円を超える大手銀行6行について、23年3月期の業績予想、PER、配当利回り、自社株買い、株価推移を比較して確認します。銀行業界の銘柄は高配当銘柄が多いですが、長く続く金融緩和の影響もあるのか?投資先として人気が出にくかった印象があります。

業績

大手銀行6行の時価総額の大きさは三菱UFJ、三井住友FG、みずほFG、ゆうちょ、三井住友トラスト、りそなと続きます。この中で23年3月期決算予想で減益見込みとなっているのは三菱UFJとゆうちょで、他の4行は増益予想となっています。

PERはこの中で一番高いゆうちょでも10.6倍と低い数値で他の5行は7.2倍~9.3倍と低く割安感があります。

※株価は22/6/2終値

配当利回り

今期23年3月期の予想配当は、増配が3行あり、三菱UFJは32円(前期28円)、三井住友FG 220円(前期210円)、三井住友トラスト 200円(前期170円)となっています。

配当利回りが4%超は三菱UFJ 4.3%、りそな 4.3%、5%超は三井住友FG 5.5%、みずほFG 5.2%、ゆうちょ 5.0%、三井住友トラスト 5.0%と4行あります。

各行の配当性向は33%~53%で無理な水準でないことが確認できます。

配当方針は以下の内容です。

  • 配当性向はゆうちょは50~60%程度、他は40%程度を目安又は目指すとしています。
  • 三菱UFJ、三井住友FG、みずほFGは累進配当、他の3行も増配を目指しています。
配当方針
三菱UFJ2023年度までに配当性向40%への累進的な引き上げを目指す
三井住友FG配当は累進的とし、配当性向は2022年度までに40%を目指す
みずほFG累進的な配当を基本とし、配当性向40%を目安
ゆうちょ中期経営計画期間中(2021年度~2025年度)は配当性向50~60%程度、
2021年度の当初配当予想水準からの増加を目指す
三井住友トラスト2022年度を目処に連結配当性向を40%程度への引上げを目指す
りそな安定配当。総還元性向の水準で、中期的に40%台半ばを目指す

いずれの銀行も配当利回りは高く、配当方針も株主還元に積極的な内容となっています。

自社株買い

直近で自社株買いを発表したのは、三菱UFJのみで3,000億円、4.7%を上限としています。5月は257億円の買付けを実施しました。

三井住友FGと三井住友トラストは以前自社株買いを発表しましたが、現在のところ累計実績は0円となっています。

株価推移

2020年の年初を起点に銀行6行の株価と日経平均の株価を比較しました。21年末までは銀行6行よりも日経平均の方がアウトパフォームしていました。22年に入ってから三菱UFJのパフォーマンスが日経平均を上回り、6月2日時点で三菱UFJ +27.2%、日経平均+18.1%となっています。他の5行は日経平均より劣り、りそな+4.5%、三井住友FG+0.2%、ゆうちょ-3.3%、三井住友トラスト-6.3%、みずほ-8.3%の順番でした。

この結果からわかるように、銀行に対する評価は厳しかったことがわかります。急激な株価上昇はないものの緩やかに上昇基調となっているので、このトレンドを維持してほしいものです。

※TradingView提供のチャート

大手銀行は還元方針も明確にして、株主還元に積極的です。現在株価で予想配当利回りが5%を超える銘柄が4行、4%を超える銘柄が2行となっています。最近では銘柄によってはようやく買われる場面もあり、株価が上昇してきましたが、リーマンショック前に付けた高値からはかなり低い水準で低迷しおり、今後、どこまで買われるのか、注目したいと思っています。

※このブログは特定銘柄を推奨、非推奨するものではありません。株式投資はリスクがあるため、投資判断は自己責任でよろしくお願いいたします。

※2022年6月2日時点の情報です。情報はできるだけ正確に確認しているつもりですが、保証するものではありませんのでよろしくお願いいたします。

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