配当利回り4%超の5月株主優待銘柄

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5月の株主優待銘柄は少ないですが、その中でも配当利回りが4%を超えている銘柄もありますので、確認したいと思います。ローコスト系の住宅を販売するタマホームです。

基本情報

銘柄:タマホーム(1419)

株価:2,549(22/5/2)

予想PER:9.85倍

実績PBR:2.70倍

予想配当利回り:4.71%

株主優待情報

権利確定月:5月末、11月末

保有株式数:100株以上

優待内容:保有年数に応じてQUOカードが贈呈されます。

3年未満500円分
3年以上1,000円分

100株保有時の優待利回りは 0.39%(3年以上保有0.78%)

業績(22年5月期3Q)

4月に発表された直近業績の22年5月期3Qでは、増収、増益となりました。住宅引渡棟数は7,545棟となり、上場来過去最高を更新。

通期予想に対する3Q進捗率は、経常利益で63.4%となっています。前期は54.7%、前々期は54.9%のため、過去2年に比べると進捗はよいです。

一方で四半期毎の成績を見ると、3Q(21年12月~22年2月)の3ヶ月間は前年同期比で経常利益△26.5%となっており、業績の悪化が気になります。

通期予想は増収、増益を計画しています。

22年5月期3Q実績前年増減率%通期予想の進捗率%
売上高1674億円15.171.2
営業利益73.4億円21.261.2
経常利益76.1億円25.563.4
純利益49.2億円13.464.7
22年5月期通期予想前年増減率%
売上高2350億円7.8
営業利益 120億円9.1
経常利益120億円8.2
純利益76億円6.0

配当

配当実績と予想は以下のとおりです。

配当方針は経営成績に応じて利益還元を継続的に行うことを基本としています。

年間配当金(円)配当性向%
18年5月期 30円44.1
19年5月期 53円40.5
20年5月期 70円40.5
21年5月期 100円41.1
22年5月期(予想)120円46.3

今期予想は120円で当初115円でしたが、5円増額しました。配当利回りは4.71%と高いです。過去実績の配当性向は40%を超えるレベルで実施しており、株主還元に積極的です。

株価推移

1年のチャートを見ると、急騰する場面は何回がありましたが、その後、戻されており、業績はよいですが、更に上値をとっていくのは難しい状況が続いています。

【1年チャート】

※TradingView提供のチャート

まとめ

100株保有時優待利回りは0.39%(長期保有で0.78%)です。配当利回りは4.71%、総合利回りは5.10%(長期保有で5.49%)です。

3Q累計の業績が好調で利益還元も配当性向40%を超える水準で実施していることから配当利回りが非常に高いです。懸念点としては、直近3Q(3ヶ月)の決算が前年同期比で減益となっていることから、今後、原材料費、物流費の高騰がどの程度決算に影響していくのかが気になります。

※2022年5月2日時点の情報です。

※このブログは特定銘柄を推奨、非推奨するものではありません。

株式投資はリスクがあるため、投資判断は自己責任でよろしくお願いいたします。

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