高配当 総合商社7社 今期業績,配当利回り,株価推移を比較

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総合商社の22年3月期の決算はエネルギー、資源高の追い風もあり、大きな利益を上げました。今回は23年3月期の業績予想、PER、配当利回り、株価推移を比較して確認したいと思います。

業績

大手総合商社7社の23年3月期決算予想を確認すると、当期利益は双日のみ増益見込みの+3.2%で、他の6社は△20.2%~△5.7%の減益予想となっています。22年3月期決算が非常によかったこともあり、今期はその反動があるようです。

PERは5.4倍~7.5倍となっており、いずれの会社も低い数値となっており、割安感を感じます。

※株価は22/5/19終値

配当利回りランキング

今期の予想配当利回りをランキングにすると、双日5.65%、住友商事4.95%と続き、この中では三菱商事が一番低く3.52%となっています。三菱商事の利回りが低いのは株価が好調で上昇している影響もあります。各社の配当性向は24.0%~30.4%と無理がない範囲で計画をしています。

総合商社7社はいずれの会社も配当利回りが高く、投資先として選択したくなります。

今期の予想配当は前期と比較すると、住友商事と丸紅は減配予想、三菱商事は変わらず、他の4社は増配予想となっています。

※配当利回りは22/5/19終値で計算

株価推移

コロナショック前の2020年の年初を起点に総合商社7社の株価と日経平均の株価を比較しました。

22/5/19時点のパフォーマンを見ると、丸紅+67%、三井物産56.5%、三菱商事+47.6%、伊藤忠41.9%、豊田通商+16.6%、日経平均+13.8%、双日+13.5%、住友商事+12.7%の順でした。双日と住友商事は株価のパフォーマンがよくないため、結果として配当利回りが上昇している側面もあると思います。

※TradingView提供のチャート

総合商社はエネルギーや資源高によるインフレに強く、円安のメリットを受けやすいことや、配当利回りが高いところに魅力を感じます。

※2022年5月19日時点の情報です。

※このブログは特定銘柄を推奨、非推奨するものではありません。

株式投資はリスクがあるため、投資判断は自己責任でよろしくお願いいたします。

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