直近予想増額も株急落 高配当4.4%イオン系銘柄 について

スポンサーリンク



昨日、イオンモールの決算内容と株価の急落について記載しましたが、本日は同じイオン系のイオンフィナンシャルサービス(8570)について書きたいと思います。この会社はイオン系の金融サービスを行っており、銀行、クレジットカード事業、海外にも展開しています。

4/7に22年2月期通期決算と23年2月期の予想を発表しました。決算発表後の4/8、イオンモールと同様に株価は大きく下げました。

22年2月期実績は減収、増益となり、今年1月12日に修正発表した業績見通しより、営業収益、営業利益、経常利益、純利益すべてよい結果となりました。経常利益は510億円⇒599億円と上振れ着地しました。

一方で23年2月期の通期予想は慎重に見ており、営業収益は前年比+1.5%を見込んでいますが、利益面では、幅があり、経常利益では△8.2%~0.1%、純利益△10.6%~△4.0%と弱気の予想です。

決算22年2月期
(*当初予想)
22年2月期
(実績)
23年2月期
予想
営業収益4600億円4707億円(△3.4%)4450億円(1.5)
営業利益510億円589億円(44.8%)550~600億円(△6.5~1.9%)
経常利益510億円599億円(49.0%)550~600億円(△8.2~0.1%)
純利益250億円302億円(70.8)270~290億円(△10.6~△4.0%)
*当初予想は22/1/12に修正発表

配当について、22年2月期は期末配当を増額(26円⇒31円)し、年間配当は45円⇒50円となりました。23年2月期も50円を予想しています。本日終値で配当利回りは4.47%です。株価が下がったこともあり、かなり利回りが高くなりました。

今回の発表をうけて、株価は急落し、

22/4/8の終値は 1,118 前日比-66-5.57%)となりました。22年2月期実績、配当増額はよかったですが、23年2月期業績予想がネガティブに捉えられたようです。

ちなみにイオンフィナンシャルサービスはイオン系では珍しく株主優待がない銘柄です。

【イオンフィナンシャルサービス 5日間チャート】

【イオンフィナンシャルサービス 5年チャート】

※TradingView提供のチャート

※このブログは特定銘柄を推奨、非推奨するものではありません。

株式投資はリスクがあるため、投資判断は自己責任でよろしくお願いいたします

タイトルとURLをコピーしました