11月末の株主優待銘柄は来週、権利確定日が到来します。
今月は優待銘柄が非常に少ないですが、注目している銘柄のコスモス薬品について
書いていきます。
この会社はドラックストアであるコスモスを全国に展開しています。
薬品以外にも日用品、食料品などをそろえていて、なんといっても価格が安いイメージが
あります。欠点としては、クレジットカードやQRコード決算、電子マネーが使えない
ところでしょうか。(もしかしたら、使える店舗はあるのかもしれません)
それでも、安さもあり、お客さんは多いイメージです。
福岡県が本社のため、九州地区に店舗が多く日本全体で見ると西日本が多いです。
売上は右肩上がりでここ5年で2000億円以上増加しており、今後は空白地帯の東北より上
に展開できるかがかぎとなりそうです。
ただし、ドラックストアは乱立状態で、厳しい市場環境となっています。
基本情報
銘柄:コスモス薬品(3349)
株価:19,050(21/11/19)
予想PER:30.17
実績PBR:4.31
予想配当利回り:0.42%
株主優待情報
権利確定月:5月末、11月末(年に2回実施)
内容
100株以上でコスモスで使用できる買物券またはお米券がもらえます。
1年未満保有:①5,000円分(500円券×10枚)または ②お米券10kg分
1年以上保有:①7,500円分(500円券×15枚)または ②お米券15kg分
※100保有時(1年未満)の優待利回りは0.52%
※100保有時(1年以上)の優待利回りは0.79%
業績
22年5月期の1Q連結決算は、営業利益で減益となっています。一時的な収益低下も厭わず
新規出店を行ったと記載があります。売上があまり伸びていないのは、会計基準の変更の
影響があります。
※出展:2022年5月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結) 抜粋
配当
配当は利益成長とともに増配傾向です。今期の予想配当利回りは0.42%です。
20年5月期:55円(配当性向10%)
21年5月期:70円(配当性向10%)
22年5月期:80円(配当性向13%) ※予想
コスモス薬品の配当方針は 「株主への安定的・継続的な配当による利益還元を実現すると同時に、
経営体質強化のために十分な内部留保を確保し、適切な再投資にあてること」です。
数値からは配当性向10%程度を目安にしているようです。
配当利回りが低いのは、この銘柄はグロース銘柄で、10年で株価は10倍以上になっている
影響はあります。長期間保有している人はかなり儲かっています。
まとめ
100株持っているとコスモスで使用可能な買物券がもらえます。
グロース銘柄のため、PER、PBRからは割安感はありません。
総合利回りは0.94%(1年未満)、1.21%(1年以上)と低いです。
最低単元の投資金額は約190万円であること利回りからは私の場合、
現物保有でエントリーしにくい銘柄です。
ただ、株主優待は魅力的で、11月に優待クロスで権利確定したい銘柄の一つです。
※このブログは特定銘柄を推奨するものではありません。
株式投資はリスクがあるため、投資判断は自己責任でよろしくお願いいたします。