上方修正の高配当銘柄 オリックスの株主優待、業績、配当について

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高配当と株主優待で多くの個人投資家から人気のオリックスが上方修正を発表しました。

株主優待、業績、配当について確認します。

基本情報

銘柄:オリックス(8591)

株価:2,294.5(21/12/17)

予想配当利回り:3.40%

予想PER:約9倍(上方修正考慮)

実績PBR:0.89倍

株主優待情報

権利確定月:3月末、9月末

保有株式数:100株以上

優待内容

・株主カード(3月末、9月末)

 ホテル、レジャー、カーライフ、ヘルスケアなど様々なサービスの割引が受けられます。

・ふるさと優待(3月末のみ) 

 ふるさと優待は取引先の商品をカタログギフトにしたもので、保有3年未満と3年以上で内容が

 異なります。3年未満 5,000円相当、3年以上 10,000円相当と言われたりします。

 仮にその金額で優待利回りを計算すると、2.18%(3年未満)、4.36%(3年以上)

 ふるさと優待

業績

12月17日に通期連結業績予想の修正を発表しました。

22年3月期当期純利益

前回2500億円⇒今回3100億円 に上方修正。

理由は子会社の弥生の株式売却益1,632億円を計上しますが、当初の想定を上回ったためです。

通期修正前の11月4日に発表した22年3月期2Q決算は前期比で営業収益+14.5%、

営業利益+74.3%、税引前利益+64.6%、純利益+56.3%でした。

(この時点での通期の純利益予想は2500億円)

10セグメントのうち5セグメントがそれぞれ100億円以上の増益となり、今期は好調です。

出展:11/4発表 オリックス 2022年3月期 第2四半期決算短信〔米国基準〕(連結)一部抜粋

配当

直近の配当実績と予想は以下のとおりです。

18年3月期:66円(配当性向27.0%)

19年3月期:76円(配当性向30.0%)

20年3月期:76円(配当性向32.0%)

21年3月期:78円 (配当性向50.1%)

22年3月期:78円 もしくは配当性向33% 高い方 ※予想

配当方針は、業績を反映した安定的かつ継続的な配当を実施するとしてます。

21年3月期を除くと、配当性向の実績は約3割程度です。

12月17日に今期の配当予想の一部を修正し、その内容は

22年3月期の通期配当予想を78円もしくは配当性向33%高い方としました。

この内容から、下限は78円で、上振れする可能性を含んでいます。

78円のときの配当利回りは3.40%。

また、3100億円をEPSにすると約256円でその33%は約84円

(自社株買いの影響あるので、ざっくりです)

まとめ

100株保有時の優待利回りは、2.18%~4.36%※ふるさと優待を5,000円~10,000円相当とした時

予想配当利回り3.40%

100株保有時の総合利回りは、5.58%~7.76%と高いです。

株主還元には積極的で、今期予定していた自社株買い枠500億円をすべて完了しました。

株価は20年の秋頃から上昇トレンドに入り、コロナショック前の株価も超えて、

好調に推移してます。

※2021.12.17時点の情報です。

※このブログは特定銘柄を推奨、非推奨するものではありません。

株式投資はリスクがあるため、投資判断は自己責任でよろしくお願いいたします。

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