実用的な日用品の株主優待を年に1回贈呈しているラインの株主優待、業績、配当について
紹介します。昨年高値より株価はかなり下がった現在の状況を確認します。
基本情報
銘柄:ライオン(4912)
株価:1,605(21/12/17)
予想配当利回り:1.50%
予想PER:21.7倍
実績PBR:1.90倍
株主優待情報
権利確定月:12月末
保有株式数:100株以上
優待内容:日用品
2020年12月権利確定分(参考)
・システマハグキプラス プレミアムハミガキ ロイヤルハーブミント
・MIGACOT
・hadakara
・トップスーパーNANOX
・ソフランアロマリッチ ベル
・CHARMY Magica
仮に2,000円相当とすると、100株保有時の優待利回りは1.25%です。
業績
21年12月期3Q決算発表では、増収+2.1%、営業利益△33.4%、税引前利益△30.3%、
純利益△30.1%となり、微増収でしたが、減益となりました。
前期は土地の売却益が100億円程度あり、その反動の影響があります。
ただし、事業利益で見ても前期比△15%となっています。
一般用消費財の事業利益減が影響してます。
通期予想も増収、減益見込みとなっています。
配当
直近の配当実績と予想は以下のとおりです。
17年12月期:17円(配当性向24.9%)
18年12月期:20円(配当性向22.7%)
19年12月期:21円(配当性向29.7%)
20年12月期:23円(配当性向22.4%)
21年12月期:24円(配当性向32.5%) ※予想
配当方針は、安定的な利益還元を行うことし、
連結配当性向30%を目安としてます。
増配を継続しているところが株主還元の積極性が見られます。
ですが、現在株価での配当利回りは1.50%と高くないです。
まとめ
100株保有時の優待利回りは1.25% 。
配当利回りは1.50%
総合利回2.75%です。
株価は残念ながら、20年7月につけた高値ピーク2,823円から、
かなり下げ、約43%下がっています。
どこで下げ止まるかがポイントになりそうです。
売上、利益の大きな伸びはないものの事業は安定しており、
毎年利益を出し、予想ROEも9.4%と高い企業です。
※2021.12.17時点の情報です。
※このブログは特定銘柄を推奨、非推奨するものではありません。
株式投資はリスクがあるため、投資判断は自己責任でよろしくお願いいたします。