11月4日に年間予想配当が増額修正された銘柄で予想配当利回りが4%超となっている銘柄について確認します。ここでは7銘柄のうち4銘柄について書きたいと思います。
後半の3銘柄はこちら
→増配修正 7銘柄② 配当利回り4%超【22/11/4発表分】
予想配当利回り 4%超
①兼松(8020) 23年3月期 ※引け後に発表
業種(事業内容) | 卸売業(総合商社) |
22/11/4株価 (終値) | 1,513 前日比+12 |
修正前年間予想配当 | 70円 |
修正後年間予想配当(配当性向) | 75円(33.0%) |
修正後予想配当利回り | 4.96% |
修正理由 | 2Qとしては、過去最高益を更新。通期見通しを上方修正。 すべてのセグメントにおいて前期比で増収。 配当性向30-35%が目標、業績の上方修正を踏まえ、 配当金も増額。 |
【兼松 1年日足チャート】
※TradingView提供のチャート
②栗本鐵工所(5602) 23年3月期 ※日中に発表
業種(事業内容) | 鉄鋼(鋳鉄管大手) |
22/11/4株価 (終値) | 1,672 前日比+27 |
修正前年間予想配当 | 70円 |
修正後年間予想配当(配当性向) | 80円(26.4%) |
修正後予想配当利回り | 4.78% |
修正理由 | 23年3月期の業績および経営環境等を総合的に判断し、配当金を増額。 今のところ、通期業績の見通しの修正はなし。 |
【栗本鐵工所 1年日足チャート】
※TradingView提供のチャート
③日鉄鉱業(1515) 23年3月期 ※日中に発表
業種(事業内容) | 鉱業(日本製鉄系、鉄鋼向け石灰石等) |
22/11/4株価 (終値) | 3,025 前日比+46 |
修正前年間予想配当 | 上期108円、下期54.5円 |
修正後年間予想配当(配当性向) | 上期135円、下期68円(30.1%) |
修正後予想配当利回り | 4.48% |
修正理由 | 円安により金属部門増収、燃料関連商品の価格上昇による鉱石部門の増収により業績を上方修正。配当性向は30%目途、上方修正を勘案し、配当金を増額。 ※22/10/1に株式の2分割を実施。 |
【日鉄鉱業 1年日足チャート】
※TradingView提供のチャート
④日邦産業(9913) 23年3月期 ※引け後に発表
業種(事業内容) | 卸売業(独立系電子部品商社、自動車向け、精密機器向け等) |
22/11/4株価 (終値) | 702 前日比+18 |
修正前年間予想配当 | 28円 |
修正後年間予想配当(配当性向) | 30円(23.3%) |
修正後予想配当利回り | 4.27% |
修正理由 | 半導体供給不足による影響が想定より改善。今後の顧客動向、社内の基盤強化、円安の進行等もあり、業績を上方修正。配当金も増額。 |
【日邦産業 1年日足チャート】
※TradingView提供のチャート
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