株主優待銘柄として人気のあるイオンモール(8905)が22年2月期通期決算と23年2月期の予想を発表しました。この発表をうけて、株価は急落しました。
イオンモールは3月下旬に22年2月期の通期予想を既に下方修正していますので、今回の発表は23年2月期の予想が注目されていました。
23年2月期は営業利益+45.2%、経常利益+39.8%、純利益+19.3%と大幅増益を見込んいます。一方でコロナ前の20年2月期の営業利益は608億円であったことを考えると今期予想はコロナ前の水準にまだ届かない予想です。
決算 | 22年2月期(実績) | 23年2月期(予想) |
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営業収益 | 3168億円(12.9%) | 4040億円(ー) |
営業利益 | 382億円(11.1%) | 555億円(45.2%) |
経常利益 | 325億円(14.4%) | 455億円(39.8%) |
純利益 | 193億円(ー) | 230億円(19.3%) |
配当について、22年2月期は予想通り年間50円で決定しました。23年2月期も50円を予想しています。本日終値で配当利回りは3.25%です。
今回発表をうけて、本日の株価は急落し、
22/4/8の終値1,539 前日比-81(-5.0%)となりました。23年2月期予想は織り込み済みか、市場予想より悪かったようです。
株主優待は100株保有の場合3,000円相当のイオンギフトカード等を贈呈していますが、本日終値で優待利回り1.95%(100株保有)、配当利回りをあわせた総合利回りは5.2%となります。
【イオンモール 5日間チャート】
【イオンモール 5年チャート】
※TradingView提供のチャート
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