【連続増配,ギフトカード優待】シークスの株主優待、業績、配当について

本日は12月の株主優待銘柄であるシークスの優待、業績、配当について確認します。

ギフトカードの株主優待制度を設けて、連続増配も続けており、株主還元に積極的です。

電子基板実装（EMS）の国内最大手で、売上の約８割をその事業で占めます。

基本情報

銘柄：シークス（7613）

株価：1,427（21/12/24）

予想配当利回り：2.10％

予想PER：14.99倍

実績PBR：1.09倍

株主優待情報

権利確定月：12月末

保有株式数：100株以上

(1)保有株式数に応じてギフトカードを贈呈

100株以上	1,000円分
500株以上	2,000円分
1,000株以上	3,000円分

100株保有時の優待利回りは0.7％

(2)1年以上100株以上保有株主に海外工場の視察を含む旅行招待（抽選10名）

　旅行の催行はコロナの影響もあり、一旦延期。

業績

2021年12月3Q決算では増収、増益となりました。

車載関連機器用部材や産業機器用部材の出荷が増加したことにより、売上が伸びました。

セグメント利益を見ると、日本はセグメント損失となっていますが、

中華圏、東南アジアが利益を牽引しています。

物流コスト高騰や電子部品不足による生産計画遅れにより、

利益を下方修正しましたが、それでも通期予想で増収、増益を確保見込みです。

配当

直近の配当実績と予想をグラフにしました。

きれいに増配を続けており、株主還元に積極性があります。

株主還元に積極的ですが、明確な配当方針等は見当たりませんでした。

今期の配当性向は31.5％、現在株価で配当利回りは2.1％です。

まとめ

利回りをまとめると、100株保有時の総合利回りは2.8％です。

100株保有時優待利回り	0.7％
配当利回り	2.1％
総合利回り	2.8％

利回りは高くないですが、連続増配を続けており、株主還元に積極的です。

2023年最終年度の中期経営計画では、連結営業利益105億円を目指しています。

今期の倍以上の数値となります。

EMSは今後も期待できる分野と思いますが、直近では、物流コスト上昇や

電子部品不足などのリスク要因はありそうです。

※2021.12.24時点の情報です。12月末権利の銘柄は来週、権利確定、権利落ちが

ありますので、株価が変動しやすく注意が必要です。

※このブログは特定銘柄を推奨、非推奨するものではありません。

株式投資はリスクがあるため、投資判断は自己責任でよろしくお願いいたします。