株主優待投資家には外せない銘柄、すかいらーくの現状の優待、業績、配当について
再確認したいと思います。
基本情報
銘柄:すかいらーくホールディングス(3197)
株価:1,518(21/12/3)
予想PER:31.88
実績PBR:2.16
予想配当利回り:0.92%
株主優待情報
権利確定月:6月末、12月末
優待内容
保有株式数に応じて、優待カードが贈呈されます。
2020年9月に株主優待の贈呈金額半減が発表され、現在の優待制度に至ります。
優待金額が半減となったとはいえ、すかいらーくの人気は高いと思います。
優待利回りは2.11%~2.64%です。
業績
21年12月期3Q決算は、売上が減少したものの、前期が営業損失211億円に対して、
今期は営業利益74億円と大幅改善しました。結果、黒字を確保して、純利益は
23.7億円となりました。
業績改善としては、原価、コスト削減もありますが、その他営業収益259億円の中には
時短協力金233億円が含まれます。当初は100億円を見込んでいましたが、上振れしました。
時短協力金がないと、現状は未だ利益が出ていない状況のため、
本格的な業績改善には、コロナ収束による来店客の回復が必要な状況です。
配当
直近の配当、今期の予想配当は以下のとおりです。
18年12月期:38円(配当性向65.5%)
19年12月期:19円(配当性向39.5%)
20年12月期:0円
21年12月期:14円(配当性向30.%) ※予想
配当方針は配当性向30%としてます。
21年12月期は黒字見込みとなったため、復配を発表し、14円(配当性向30%)としました。
予想配当利回りは0.92%。
まとめ
株主優待利回りは 2.11%~2.64% と高く、使い勝手もよい人気の優待です。
総合利回りは 3.03%~3.56%。
株主優待は昨年、減額しましたが、公募増資の影響もあり、株主数も増加し、
20年12月(43.2万人)から21年6月(46.7万人)となり、優待費用もその分増加します。
株主優待の改悪有無は、今後の業績の影響を受けると思いますので、
コロナ収束、業績改善により経営が安定することを願っています。
※このブログは特定銘柄を推奨するものではありません。
株式投資はリスクがあるため、投資判断は自己責任でよろしくお願いいたします。