配当方針を変更し累進配当をかかげた株主優待銘柄

上場来連続増配している株主優待銘柄のジョイフル本田が22年6月期3Qの決算発表と中期経営計画、配当方針の変更を発表しましたので、現況を確認したいと思います。ジョイフル本田は関東で大型のホームセンターを展開している会社です。

基本情報

銘柄：ジョイフル本田（3191）

株価：1,576（22/5/9）

予想PER：11.85倍

実績PBR：0.94倍

予想配当利回り：2.66％

株主優待情報

権利確定月：6月20日（月末ではないので注意必要）

優待内容

商品券は自社店舗で使用可能で有効期限はありません。

保有株式数	株主優待内容
100株以上	2,000円分商品券　又は　米2kg
400株以上	4,000円分商品券　又は　米5kg
2,000株以上	8,000円分商品券　又は　米10kg
4,000株以上	16,000円分商品券　又は　米20kg

100株保有時の優待利回りは1.27％。

業績(22/5/6発表）

22年6月期3Q決算発表では、会計方針の影響もあり減収ですが、各利益は増益となっており、経常利益の通期進捗率も73.8％とまずまずの数値となっています。

3Q累計の各利益は過去最高益を記録、また、自己株式について発行総数の5%を目安に今期中に消却を予定しています。

配当

直近の配当実績と予想は以下のとおりです。

	年間配当金（円）	配当性向％
18年6月期	24	62.5
19年6月期	25	39.5
20年6月期	30.5	19.3
21年6月期	33.5	25.8
22年6月期（予想）	42	32.3

今回、中期経営計画を発表し、配当方針を変更しました。

これまでも連続増配を続けてきましたが、変更後は累進配当を記載してます。また、DOEを2％から2.5％に上げています。

変更前	変更後
DOE2％目安に配当 安定的かつ継続的な利益還元の維持・向上に努める	DOE2.5％目安に配当 持続的な利益成長に合わせて累進配当を継続

※DOEは株主資本配当率、株主資本に対して、どれだけ配当を出しているか表す指標。

現在株価で配当利回りは　2.66％。

株価推移

2020年以降のチャート見ると20年3月のコロナショック後、巣ごもり需要もあり、株価は上昇しましたが、その後、上値を超えられず横ばいで現在に至ります。本日22/5/9の株価は全体的に大きく下げるなか、1,576 前日比+7（+0.45％）で引けました。

※TradingView提供のチャート

まとめ

100株保有時の優待利回りは1.27％、配当利回りは2.66％、総合利回りは3.93％。上場来連続増配を継続しており、今回配当方針変更により累進配当をかかげました。株価は横ばいが続いていますが、インカムゲインを狙いたくなる銘柄です。

100株保有時の優待利回り	1.27％
配当利回り	2.66％
総合利回り	3.93％

※2022.5.9時点の情報です。

※このブログは特定銘柄を推奨、非推奨するものではありません。

株式投資はリスクがあるため、投資判断は自己責任でよろしくお願いいたします。