東証一部上場の3280エストラストが株主優待廃止(QUOカード)を発表しました。
そのなかで気になるコメントがありました。
この度の市場区分の見直しや株主平等の原則に基づく公平な利益還元のあり方という観点から慎重に協議を重ねました結果、剰余金の配当により利益還元を行うことがより適切と判断し、株主優待制度については廃止することといたしました。
出展:エストラスト 配当予想の修正(増配)及び株主優待制度の廃止に関するお知らせ
「市場区分の見直し」という言葉があります。
別で見たニュース記事によるとエストラストはスタンダードを選択したようです。
これまで東証一部の上場基準の株主数は2,200人でした。スタンダードは400名まで下がります。
一方でエストラストの21年8月時点の株主数は9,433名となっています。
上場維持基準の株主数がかなり下がりましたので、株主数をあまり意識する必要がなくなりました。
今後もこういった企業は出てくる可能性がありますね。
※廃止時期:2022年2月末の株主(1年以上継続保有)に実施をした後、廃止。
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