10月31日に年間予想配当が増額修正された銘柄で予想配当利回りが7%超となっている銘柄について確認します。
予想配当利回り7%超
①商船三井(9104) 23年3月期 ※日中に発表
業種(事業内容) | 海運業(海運大手3社の一つ) |
22/10/31株価 (終値) | 2,951 前日比+49 |
修正前年間予想配当 | 500円 |
修正後年間予想配当(配当性向) | 550円(25.1%) |
修正後予想配当利回り | 18.64% |
修正理由 | コンテナ船の貨物需要・賃率が上期後半まで持続したことによる増益、主要セグメントが堅調な荷動き・市況を維持、円安傾向もあり上方修正。 期末配当を200円→250円に増額、配当性向は25%。 日中に発表され、株価は+1.69%上昇して引けました。 日本郵船、川崎汽船の動向も気になるところです。 |
【商船三井 1年日足チャート】
※TradingView提供のチャート
②日本食品化工(2892) 23年3月期 ※引け後に発表
業種(事業内容) | 食料品(三菱商事系、コーンスターチ大手) |
22/10/31株価 (終値) | 1,838 前日比+33 |
修正前年間予想配当 | 65円 |
修正後年間予想配当(配当性向) | 180円(35.4%) |
修正後予想配当利回り | 9.79% |
修正理由 | 行動制限のない夏で、高温が続いたことで、飲料向け糖化製品販売が好調で販売数量は大幅に予想を上回る見込みとなり、業績を上方修正。 配当は2.7倍に増額し、配当利回りも9%超となる。 |
【日本食品化工 1年日足チャート】
※TradingView提供のチャート
③JT(2914) 22年12月期 ※引け後に発表
業種(事業内容) | 食料品(たばこ) |
22/10/31株価 (終値) | 2,464 前日比+34.5 |
修正前年間予想配当 | 150円 |
修正後年間予想配当(配当性向) | 188円(75.0%) |
修正後予想配当利回り | 7.63% |
修正理由 | たばこ事業の数量アップサイド、円安進行もあり、 売上収益、調整後営業利益を上方修正。 配当性向75%目安のため、EPS増加にあわせて、 配当を増額。 |
【JT 1年日足チャート】
※TradingView提供のチャート
④日本冶金工業(5480) 23年3月期 ※引け後に発表
業種(事業内容) | 鉄鋼(ステンレス大手) |
22/10/31株価 (終値) | 2,832 前日比+46 |
修正前年間予想配当 | 140円 |
修正後年間予想配当(配当性向) | 200円(17.6%) |
修正後予想配当利回り | 7.06% |
修正理由 | 太陽光発電や水電解装置向け等に堅調な需要動向が見込まれ、受注価格改定の成果も顕在化し、業績を上方修正。 配当も増額。 |
【日本冶金工業 1年日足チャート】
※TradingView提供のチャート
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