今回はビックカメラGでもある日本BSについて、書いていきます。
この会社はBS11を運営するBS放送局で関係会社に出版社もあります。
基本情報
銘柄:日本BS放送(9414)
株価:1,116(21/11/19)
予想PER:15.9
実績PBR:0.98
予想配当利回り:1.79%
株主優待情報
権利確定月:2月末、8月末
内容
100株以上:ビックカメラグループで使用可能な買物券。
1年以上継続保有すると8月に追加分が贈呈されます。
グループのビックカメラやコジマの優待券は有効期限がありますが、
日本BSの優待券は有効期限はありません。
ただし、ネットショップでは使用できないデメリットはあります。
※100保有時の優待利回りは1.79%(1年未満)
※100保有時の優待利回りは 2.69%(1年以上)
業績
21年8月期は営業利益+21.9%、経常利益+24.9%、純利益+25.2%と好調な決算となりました。
一方で22年8月期は3割を超える大幅減益予想をしており、コンテンツ強化によるコスト増を
見込んでいるためとしています。
※出展:2021年8月期 (決算補足説明資料) 抜粋
配当
配当方針は以下の発表をしています。
「BSデジタル放送事業者という高い公共性に鑑み 永続的且つ健全な経営の維持に努めるとともに、
財務体質の強化と内部留保の充実を考慮しつつ、将来の事業展開等を総合的に勘案した上で、
長期にわたり安定した利益配当を継続的に実施する方針」としています。
また、直近の配当、今期の予想配当は
20年8月期:20円(配当性向24%)
21年8月期:20円(配当性向19%)
22年8月期:20円(配当性向28%) ※予想
現在の配当状況から配当性向よりも20円の安定配当を目指す政策となっています。
また、22年8月期の予想配当利回りは1.79%
まとめ
100株持っているとビックカメラGで使用できる買物券がいただけます。
また、買物券は割引券でないため、使いやすいです。
予想PER、実績PBRは割安とも割高ともいえない水準です。
100株保有時の総合利回りは
1年未満:3.58%
1年以上:4.48%
長期保有すると、総合利回りも4%を超えてきます。
懸念点として、22年8月期業績が大幅減益見通しとなっていることが気になります。
※このブログは特定銘柄を推奨するものではありません。
株式投資はリスクがあるため、投資判断は自己責任でよろしくお願いいたします。