本日は、1/14に決算発表をしたクリエイト・レストランツHDの株主優待、
最新決算、配当、株価推移について確認していきます。
基本情報
銘柄:クリエイト・レストランツHD(3387)
株価:731(22/1/17)
予想配当利回り:0.62%
予想PER:21.0倍
実績PBR:3.88倍
株主優待情報
権利確定月:2月末、8月末
保有株式数 100株以上、下記表の食事券として使用できる株主優待券が
年に2回贈呈されます。
保有株式数 | 株主優待 | 株主優待(1年以上継続保有追加分) |
---|---|---|
100株以上 | 2,000円分 | |
200株以上 | 4,000円分 | |
400株以上 | 6,000円分 | 2,000円分 |
600株以上 | 8,000円分 | 2,000円分 |
1,000株以上 | 10,000円分 | 2,000円分 |
3,000株以上 | 16,000円分 | 4,000円分 |
6,000株以上 | 24,000円分 | 6,000円分 |
9,000株以上 | 30,000円分 | 8,000円分 |
100株~200株保有時の優待利回りは5.47%。
業績
1/14に2022年2月期3Qの決算発表を行いました。
売上は△1.8%でしたが、時短協力金、雇用調整助成金の合計73.4億円を
その他の営業収益として計上したことで、営業利益117.2億円と過去最高の
利益となりました。こういった助成金をP/Lに計上する場所は、
企業によって違うようです。吉野家の場合は営業外収益に計上したため、
営業利益は小さく、経常利益が大きくなりました。
3Qの利益面は既に通期予想を上回っている状況です。
協力金や助成金によって、最高益となり不思議な状況となっています。
22年2月期3Q実績 | 通期予想に対する進捗率 | |
---|---|---|
売上高 | 557.2億円 | 61.1% |
営業利益 | 117.2億円 | 108.5% |
経常利益 | 114.7億円 | 112.5% |
純利益 | 74.5億円 | 114.6% |
22年2月期通期予想 | 前年比% | |
---|---|---|
売上高 | 912億円 | +22.5 |
営業利益 | 108億円 | ー |
経常利益 | 102億円 | ー |
純利益 | 65億円 | ー |
配当
直近の配当実績と予想は以下のとおりです。
年間配当金(円) | 配当性向% | |
---|---|---|
18年2月期 | 5 | 37.6 |
19年2月期 | 6 | 85.7 |
20年2月期 | 3 | 43.5 |
21年2月期 | 0 | ー |
22年2月期(予想) | 4.5 | 12.9 |
配当方針:業績や財務状況、今後の事業展開等を勘案した上で、
安定的な配当を行うことを基本方針としています。
予想配当利回りは0.62%です。
この銘柄は配当よりも優待を期待している人が多いと思います。
株価推移
約2年のチャートを見ると、コロナショックで大きく下げた後、2021年には一時、1,000円を
回復することがありました。年末に大規模な増資があったことで、株価は下がり、
現在の株価付近で横ばいの状況です。株数が増えたことで、どんどん株価が上がっていく
イメージはつきにくいですが、どうなることでしょうか。
この銘柄は株価上昇に期待せず株主優待を楽しむのがよいのかなと思います。
※TradingView提供のチャート
まとめ
100株~200株保有時の優待利回りは5.47%と高いです。
配当利回りは低いですが、株主優待に魅力があり、人気があります。
今回の決算発表で株主優待制度について
企業方針として、重要な株主還元策と位置づけ、今後も継続して実施
出展:2022年2月期第3四半期決算(補足説明資料)P12
と記載してます。
※2022.1.17時点の情報です。
※このブログは特定銘柄を推奨、非推奨するものではありません。
株式投資はリスクがあるため、投資判断は自己責任でよろしくお願いいたします。