21年12月に株主優待関連の情報が先月と同じ46件発表されました。
その内訳の傾向について確認します。
発表された46件の内訳は、
新設7件、変更19件、廃止及び中止3件、内容のお知らせが17件でした。
この中でも気になったのは、株主優待権利確定の株式数が100株から300~500株に
増加する変更が4件ありました。100株株主を排除する変更となります。
今月分の優待情報を振り返ってみます。
新設
新設で注目度が高かったのは、2件ありました。
TKPは5,000円~50,000円の優待宿泊券を贈呈する優待です。
バルミューダはオンラインで使用可能な30%割引券です。
変更
変更は19件ありました。
変更で注目度が高かったのはサムティです。
使用可能なホテルが多くなり、紙券から電子チケットに変わります。
100株 株主は排除関連の変更は4件ありました。
そのうち3件はプレミアム優待倶楽部に変更して、
優待権利の株式数を300株または500株に上げる内容でした。
このトレンドは今度も続きそうな予感がします。
株主優待変更_不二電機工業 100株保有者は優待権利なくなります。(21/12/2)6654
ショーエイコーポレーション株主優待変更 プレミアム優待倶楽部へ
コンドーテック株主優待変更 100株優待なくなります。プレミアム優待倶楽部へ
よい変更と思ったのは
一つ目はモロゾフですね。継続保有の条件が撤廃される珍しい内容でした。
モロゾフ株主優待変更(最低投資額下がり、6ヶ月以上の条件廃止)
二つ目はキングジムです。優待取得の株式数が500株から300株に変わり、
贈呈金額が2倍となり、オンラインクーポンで自分で選択することができるようです。
三つ目は鳥取銀行です。金利アップからQUOカードやカタログギフトに変わります。
四つ目は平和不動産です。QUOカードからカタログギフトに変わり、金額が増額されます。
ラックランド,鳥取銀行,平和不動産 3社 株主優待変更(拡充)
廃止及び休止
株主優待廃止(休止含む)は3件でした。一つ取り上げると、
K e y H o l d e rが自社Webサイトの配信ライブ等に使用可能なポイントを休止します。
株主優待廃止及び休止 3社(ラサ商事、三浦工業、KeyHolder)
優待内容のお知らせ
内容のお知らせは17件ありました。
ユニカフェの記念優待のお知らせがありましたが、おそらく問い合わせが多く、
再度IRを出す事態となりました。
記念優待ですが、通常優待に追加されるわけでもなく、増額もされないようです。
株主から見るといつもと違うだけ という反応でしょうか。