配当利回り5%超 銀行9行 23年3月期2Q

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銀行業界は配当利回りの高い銘柄が多いですが、今回は配当利回り5%超、時価総額250億円超の企業について配当状況や決算状況を確認したいと思います。

配当利回り

銀行業で配当利回り5%超、時価総額250億円超の企業について、抽出しました。

表は予想配当利回り順に表しています。

あおぞら銀行は6.1%、西日本FHD5.6%、十六FG5.4%と続きます。

9行のうち、6行は増配修正を発表しました。

配当性向については、配当方針であおぞら銀行は50%、みずほFGと三井住友FGは40%

としていますが、方針通りの予想となっています。

この中で株主優待を実施しているのは4行で、カタログギフトを設けているのは、

十六FG、南都銀行、33FGです。

23年3月期 通期業績見通し

9行のうち4行は23年3月期の予想純利益を上方修正しています。

通期予想純利益に対する上期進捗率はあおぞら銀行が43%、武蔵野銀行が49%と

50%未満でしたが、他の7行は50%を超えています。

進捗率は33FGの86%、三井住友FGの68%などが比較的高い数値となっています。

PER、時価総額

予想PERを低い順で並べました。

西日本FHD 4.5倍、十六FG 5.0倍、武蔵野銀行 5.4倍と続きますが、

高い数値でも8.2倍となっています。

銀行業は全般的に低い数値が多く見られます。

自社株買い

直近で自社株買いを発表した銘柄は3行ありました。

十六FGは立会外取引で自社株買いは終了しました。

西日本FHDは上限で3.46%、三井住友FGは4.4%を発表してます。

三井住友FGは前回1,000億円の自社株買いを発表しましたが、実績は0円だったので、

今回の枠(2,000億円)でどこまで実施されるのか?不明です。

最後に

銀行業は長期で見ると株価が低迷している銘柄も多いためか?配当利回りの高い銘柄が多いです。また、カタログギフトの株主優待を設けているところもけっこうあるので、優待、配当、業績等で銘柄選びをすると面白いかもしれません。今回は配当利回り5%以上で抽出しましたが、配当利回り4%台で株主優待を設けている企業も多くあります。

銀行業の保有銘柄は複数ありますが、今回の中ではあおぞら銀行、三井住友FGを保有しています。

※このブログは特定銘柄を推奨、非推奨するものではありません。株式投資はリスクがあるため、投資判断は自己責任でよろしくお願いいたします。

※情報はできるだけ正確に確認しているつもりですが、保証するものではございません。

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