12月の高配当、株主優待として外せない銘柄 JTの優待、業績、配当について紹介します。
基本情報
銘柄:日本たばこ産業(2914)
株価:2,332.5(21/12/10)
予想PER:12.54倍
実績PBR:1.48倍
予想配当利回り:6.0%
株主優待情報
権利確定月:12月末
優待内容
100株以上を1年以上継続保有の株主に自社グループ商品を贈呈
そのため、今から100株購入しても、今期権利確定分の優待はもらえません。
優待はパックごはんやカップラーメンなどがあります。
100~200株の保有で優待利回りは0.96%~1.07%となります。
保有株数が増加すると優待利回りは低下します。
業績
21年12月期3Q決算発表では、前年比で売上+10.9%、営業利益+23.2%、税引前利益+34.2%、
純利益+31.3%と増収、増益となり、通期予想も上方修正の発表をしました。
海外たばこ事業・医薬事業の見込み修正や通貨の円安ドル高傾向もよい方向となりました。
配当
直近の配当実績と予想は以下のとおりです。
18年12月期:150円(配当性向69.7%)
19年12月期:154円(配当性向78.6%)
20年12月期:154円 (配当性向88.1%)
21年12月期:140円(配当性向75.3%)※予想
今期は当初130円予想でしたが、業績上方修正の発表と同時に増配も発表しました。
還元方針として配当性向は75%としているため、配当増額となりました。
配当利回りは高く6.0%となっています。
まとめ
優待利回りは100~200株保有で 0.96%~1.07% です。優待内容は満足度が高いと思います。
JTは何よりも高配当で注目を集めており、配当利回りは6.0%です。
100~200株保有の場合、総合利回りは6.96%~7.07%。
株価は2016年頃から下げトレンドとなり、約半減しましたが、
現在、長期200日移動平均線も上向きとなり、下値が固まりつつあるところが、安心材料です。
一方で、ニュージーランドでたばこが一生涯吸えなくなる法案が提出されるなど、
今後も厳しい事業環境は予想されます。
※2021.12.10時点の情報です。
※このブログは特定銘柄を推奨するものではありません。
株式投資はリスクがあるため、投資判断は自己責任でよろしくお願いいたします。