年に2回カタログギフトを株主優待で出してくれる貴重な銘柄で高配当な
大和証券グループ本社について書いていきます。
基本情報
銘柄:大和証券グループ本社(8601)
株価:642.8(21/12/3)
実績PER:9.0 *参考21年3月期
実績PBR:0.72
実績配当利回り:5.6% *参考21年3月期
通期予想を出していないため、PER、配当利回りは21年3月期の実績値としました。
株主優待情報
権利確定月:3月、9月末
優待内容
保有株式数に応じてカタログギフト、四季報、寄付などから選択します。
保有株式数が多くなると、優待内容も充実してきます。
また、下記以外にもホテル、ゴルフ場の割引や高齢者施設の割引もあります。
1000株保有時の優待利回りは0.62%です。(カタログギフト2000円相当×2回で計算)
写真は2000円相当のギフトです。
業績
22年3月期2Q決算は営業収益+18.4%、営業利益+72.1%、経常利益+59.4%、純利益+53%
と増収、増益でした。今のところ好調ですが、証券会社の業績は経済情勢や相場環境の影響を
受けるため、通期予想を出していません。
配当
直近の配当は以下のとおりです。
19年3月期:21円(配当性向52.5%)
20年3月期:20円(配当性向51.2%)
21年3月期:36円 (配当性向50.6%)
22年3月期:上期実績17円 (配当性向51.5%)、下期未定
配当性向はほぼ50%を少し超える数値となっており、業績に連動する形となっています。
昨年度実績の配当金で利回りを計算すると、5.6%と非常に高いです。
まとめ
1000株保有時の株主優待利回りは0.62%と高くはないですが、年に2回贈呈されるのは
うれしい優待と思います。
配当性向は約50%と株主還元に積極的ですが、証券会社の業績は、相場環境の影響を強く受け、
波があることから、一時は高配当でも、業績によっては配当金が低下することも
十分考えられます。そのように割り切って、証券会社への投資は考える必要があります。
※このブログは特定銘柄を推奨するものではありません。
株式投資はリスクがあるため、投資判断は自己責任でよろしくお願いいたします。