東宝は映画の製作、配給、興行、演劇、不動産経営を行っています。興行収入は断トツ。
株主優待は以前、映画鑑賞の割引券又は招待券でした。優待カードを見せてチケットを
購入していました。現在は割引券、優待カードもなくなり、招待券のみとなり、
購入手続きも簡単になりました。
基本情報
銘柄:東宝(9602)
株価:5,360(21/11/26)
予想PER:36.5
実績PBR:2.49
予想配当利回り:0.65%
株主優待情報
権利確定月:2月末、8月末
優待内容
100株以上保有すると、映画招待券が贈呈されます。
保有枚数により、招待券は増額されます。
映画株主招待券の2次元コードを自販機にかざして、映画のチケットを購入できます。
100株保有時の優待利回りは、0.71%
映画鑑賞を1,900円として計算。
業績
東宝は22年2月期2Qを発表と同時に通期見通しを上方修正しました。
2Q実績は営業利益+202.4%、経常利益+188.1%、純利益+297.3%と
大幅増益となりました。コロナ禍で悪化した業績の反動となっていますが、
コロナ前の水準にまだ届いていない状況です。
配当
直近の配当、今期の予想配当は以下のとおりです。
19年2月期:45円(配当性向26.8%)
20年2月期:55円(配当性向27.0%)
21年2月期:35円(配当性向42.4%)
22年2月期:35円(配当性向23.8%) ※予想
配当方針は明確な記載は見られませんでした。
(見落としあるかもしれないです)
直近の実績、予想からすると、配当性向の2~3割程度と思います。
22年2月期の予想配当利回り0.65%。
まとめ
100株保有時の優待利回りは0.71%。
総合利回りは1.36%となります。
ちょっと低いので、インガムゲインよりキャピタルゲインを期待する銘柄です。
PER、PBRは割安ではないですが、興行収入ダントツで、コンテンツに強みがあります。
直近の自己資本比率は78.2%と財務安定しています。
ただし、年間売上以上に利益剰余金を保有していることを考えると、
株主還元をもっと積極的にしてほしいと思う株主は多そうです。
※このブログは特定銘柄を推奨するものではありません。
株式投資はリスクがあるため、投資判断は自己責任でよろしくお願いいたします。