黒字浮上なるか?ドトール日レスの優待,最新決算,配当,株価推移について

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22年1月14日に22年2月期3Q決算を発表したドトール・日レスHDについて確認します。

ドトールコーヒー、星乃珈琲店などを全国展開している企業です。

基本情報

銘柄:ドトール・日レスホールディングス(3087)

株価:1,560(22/1/20)

予想PER:15.77倍

実績PBR:0.72倍

予想配当利回り:1.54%

株主優待情報

権利確定月:2月末

優待内容

ドトールコーヒーで使用できる株主優待カードが贈呈されます。

有効期限は約1年ですが、バリューカードにチャージすることで、

有効期限が3年延長されます。使用しきれない人には助かるサービスです。

保有株式数年間合計優待利回り
100株以上1,000円相当0.64%
300株以上3,000円相当 0.64%
500株以上5,000円相当 0.64%

優待利回りは100株~500株で0.64%です。

業績

22年2月期の3Qは増収でしたが、前期と同様に営業利益、経常利益は赤字となりました。

ただし、助成金収入(約24億円)を特別利益に計上したことで純利益は黒字となり36.3億円。

(トータルの助成金収入は約60億円)

同じ外食でも協力金、助成金を計上する場所が違うため、ドトール日レスは営業、経常利益では

赤字となりました。

また、売上高の通期予想に対する進捗率は67%でしたが、純利益の進捗率は83.1%となり、

利益面の進捗は良好です。前期は純損失でしたが、今期の最終利益は黒字転換して着地しそうです。

22年2月期3Q実績前年増減率%通期予想に対する進捗率
売上高819.1億円14.667.0%
営業利益△9.2億円
経常利益△7.4億円
純利益36.3億円83.1%
22年2月期通期予想 前年増減率%
売上高1222億円27.1
営業利益 30.5億円
経常利益31.9億円
純利益43.7億円

配当

直近の配当実績と予想は以下のとおりです。

年間配当金(円)配当性向%
18年2月期 32円22.4
19年2月期 32円23.9
20年2月期 34円24.8
21年2月期 24円
22年2月期(予想)24円24.3

明確な配当方針は見当たりませんでしたが、過去実績では20%台となっています。

前期赤字のときも配当を実施しました。

現時点の予想配当利回りは1.54となっています。

株価推移

約2年のチャートでは、コロナショックで下落後、株価は回復できず横ばいで推移しています。

コロナ禍で業績が厳しい状況にあり、株価もそれを反映している状況となっています。

※TradingView提供のチャート

まとめ

株主優待カードは店舗数が多いドトールで使用できます。使い勝手のよい優待と思います。

バリューカードにチャージすることで有効期限を延長することができます。

総合利回りは2.18%で利回りとしては高くないです。

優待利回り0.64%
配当利回り1.54%
総合利回り2.18%

※2022.1.20時点の情報です。

※このブログは特定銘柄を推奨、非推奨するものではありません。

株式投資はリスクがあるため、投資判断は自己責任でよろしくお願いいたします。

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