超高配当 大手海運の権利落ち振り返り22年9月

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本日22/9/29は配当権利落ちでしたが、超高配当となっていた海運3社の株価動向を振り返ります。

今回の配当落ちでは、日本郵船と川崎汽船が6ケ月前の商船三井と同様に3分割を実施しましたので、3社とも株価は2,000円台と単元の投資金額は下がりました。22年9月の配当権利落ち(寄付き)は3社とも予想中間配当より株価の下げ幅は大きい結果となりました。また、終値は寄付きより更に下がって終了してます。

銘柄予想中間配当(a)9/28
終値
(b)9/29
権利落ち始値
配当落ち
(b)-(a)
3/30終値
9101
日本郵船
1,000円
333円
8,910
(2,970)
2,587-3832,500
前日比 -470
9104
商船三井
300円3,0502,700-3502,653
前日比 -397
9107
川崎汽船
300円
100円
6,680
(2,226.7)
2,116-110.72,077
前日比 -149.7
※日本郵船、川崎汽船は3分割したため、( )は分割を考慮した値

3社の年初来高値は、日本郵船は4,163(分割考慮)、商船三井は3,879、川崎汽船3,696(分割考慮)ですが、本日の権利落ちで、年初来安値を更新またはその付近まで下落しています。業績はコンテナ市況の影響を大きく受けますが、CCFI指数の下落もとまらない状況のなか株価も厳しい状況が続いています。

一方、期末の配当予想は3社とも開示しており、整理すると以下の内容です。期末配当は中間配当よりも下がりますが(川崎汽船除く)、仮に期末配当のみで利回りを計算してもかなり高く、高配当銘柄として注目しています。

銘柄予想期末配当9/29
終値
利回り
期末配当のみで
参考に計算
9101
日本郵船
145円2,5005.80%
9104
商船三井
200円2,6537.54%
9107
川崎汽船
100円2,0774.81%

※参考 商船三井 5日チャート

※TradingView提供のチャート

このブログは特定銘柄を推奨、非推奨するものではありません。株式投資はリスクがあるため、投資判断は自己責任でよろしくお願いいたします。

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