ヤマダ22年8月自社株買い月額最高も・・・,ENEOS進捗など

スポンサーリンク



大規模自社株買いを22年5月に発表したヤマダホールディングス(9831)、ENEOS(5020)の自社株買い状況を追っていますが、8月の結果が出ましたので進捗を確認します。

2022年 ヤマダHD 計画(上限) 200百万株(23.9%)、1,000億円 

8月も自社株買いを実施して、累計は 約69.3百万株(計画比34.6%)、約326.2億円(計画比32.6%)となりました。株価は想定価格の500円未満で推移しているため、株数ベースの進捗率が高いです。発行株数(自己株式除く)に対する自社株買い累計は8.3%まできました。

グラフに各月の自社株買い金額と金額ベースの進捗率を表します。8月は今回の自社株買い開始以降で月額最高を記録し、107億円の実績となりました。一方で株価は頭打ちの状況で継続的に500円を超えられない状況となっています。

ただし、発行株数に対する自社株買い累計は8%を超えており、需給やEPSの観点から株主にとってよい状況と思います。

2022年 ENEOSHD 計画(上限) 300百万株(9.3%)、1,000億円 

8月も自社株買いを実施して、累計は 約122.1百万株(計画比40.7%)、約627.7億円(計画比62.8%)となりました。株価は想定価格の333円より高い価格で推移しているため、金額ベースの進捗率が高いです。発行株数(自己株式除く)に対する自社株買い累計は3.8%まできました。3ケ月連続で160億円を超える自社株買いを実施しており、あと3ケ月位で上限の1,000億円に到達しそうな勢いです。株価は5月12日終値から+12.1%の上昇率でした。がんばって自社株買いを実施してますが、株価の上昇は限定的の状況です。

タイトルとURLをコピーしました