前年同期比 経常利益18倍で株価急上昇した外食株主優待銘柄

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感染症の影響で事業環境が厳しい状態が続いていた外食の優待銘柄であるハイデイ日高が23年2月期1Q業績を発表し、利益が大幅に回復したこともあり、株価が急上昇しました。内容を確認したいと思います。

7611 ハイデイ日高

【23年2月期1Q決算内容】

  • 3月~5月の既存店売上前年比は138.4%と大幅改善(2019年と比較すると86.2%)
  • 仕入れ価格上昇で原価率は若干悪化28.1%(前年同期比27.9%)
  • 時短協力金収入4.5億円、雇用調整助成金2.3億円計上
  • 経常利益は前年同期比で約18.5倍に
決算23年2月期1Q実績23年2月期通期予想
営業収益85.3億円(43.8%)375億円(42%)
営業利益△0.1億円18億円
経常利益7.2億円(18.5倍)26億円(0.5%)
純利益4.7億円(6.0倍)17億円(7.7%)
*( )は前年増減率

【配当】

配当実績、予想は以下のとおりで、予想配当利回りは1.09%です。

年間配当配当性向
22年2月期(実績)24円57.7%
23年2月期(予想)24円53.6%

【株主優待】

保有株式数、年数に応じて、優待券又はお米券が贈呈されます。例えば、100株保有時は年に2回、1000円分の優待券が贈呈され、現在株価で優待利回りは0.91%。総合利回りは2%

【株価】

7/4の1Q決算発表後、株価は大きく上昇し、

22/7/5終値 2,206 前日比+142+6.88%)となりました。

感染症前の状況まで回復していませんが、今回の決算をうけてサプライズとなった模様です。営業利益は前年同期比で約12億円改善しており、もう少しで黒字転換するところまできています。

【ハイデイ日高 5日間チャート】

【ハイデイ日高 1年チャート】

※TradingView提供のチャート

※このブログは特定銘柄を推奨、非推奨するものではありません。株式投資はリスクがあるため、投資判断は自己責任でよろしくお願いいたします。

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