4月優待 長期保有で利回り10% ヤーマンの優待,業績,配当,株価推移

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数少ない4月の株主優待銘柄で人気のあるヤーマンについて、優待、業績、配当、株価推移について確認します。家庭用の美容機器等を販売しているメーカーです。

基本情報

銘柄:ヤーマン(6630)

株価:1,200(22/3/30)

予想PER:13.37倍

実績PBR:3.19倍

予想配当利回り:0.33%

株主優待情報

権利確定月:4月末

保有株式数:100株以上

優待内容:自社直販Webサイトで利用可能な割引券を贈呈。

保有株式数1年未満1年以上2年以上5年以上
100株5,000円7,000円10,000円13,000円
500株14,000円17,000円20,000円23,000円

100株保有時優待利回りは4.17%、長期保有すると最大10.8まで上昇します。

業績(22年4月期3Q)

22年4月期3Q決算発表では、前年比増減率は売上+11.1%、営業利益+10.4%、経常利益+18.7%、純利益+37.5%となり、増収、増益でした。営業利益、経常利益、純利益は3Q累計で過去最高となりました。また、営業利益率は19%と高水準です。

セグメントで見ると、通販、店販部門は堅調、直販部門は前年に及ばないものの好調、海外部門も大きく成長しました。

好調な業績の進捗から、3/11に22年4月期通期予想を上方修正し、その後、ストップ高も記録しています。

22年4月期3Q実績前年増減率%通期予想に対する進捗率%
売上高316.8億円11.177.3
営業利益60.1億円10.485.9
経常利益62.7億円18.786.7
純利益42.6億円37.586.2
22年4月期通期予想前年増減率%
売上高410億円11.9
営業利益 70億円14.5
経常利益72.3億円18.4
純利益49.4億円32.4

配当

配当実績と予想は以下のとおりです。今期は年間4円(期末2円)を予定してます。

配当方針は、安定的・継続的な実施を原則とし、業績や配当性向などを総合的に勘案して決定するとしています。

年間配当金(円)配当性向%
18年4月期 7.6円12.8
19年4月期 8.1円12.9
20年4月期 3.6円15.2
21年4月期 8.1円11.9
22年4月期(予想)4円4.5

配当性向は低く、利回りも高くないので、現状は内部留保をためている状況のようです。自己資本比率は高く67.4%です。

今期の予想配当利回りは0.33

株価推移

5年チャートの過去高値は現在の2倍以上ある水準です。成長性を見込まれて高いPERまで買われてたこともあります。現在の業績は過去最高を記録していて、PERは13.37倍ですが、過去3期のPER実績は14.3倍~42.4倍(四季報数値)のため、割高感はないです。

【5年チャート】

※TradingView提供のチャート

まとめ

100株保有時優待利回りは4.17%、配当利回りは0.33%、総合利回り4.5%です。

100株保有でも長期保有すると、優待利回りは10.8%上昇し、高還元となります。

100株保有時の優待利回り4.17%~10.8%
配当利回り0.33%
100株保有時の総合利回り4.5%~11.1%

※2022.3.30時点の情報です。

※このブログは特定銘柄を推奨、非推奨するものではありません。

株式投資はリスクがあるため、投資判断は自己責任でよろしくお願いいたします。

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