前日3/10の米国は各指標反落し、本日3/11の国内株式市場も急落しました。ボラティリティ高く落ち着かない相場が続きます。日経平均-2.05%、TOPIX-1.67%、マザーズ-3.79%、REIT-0.83%となりました。マザーズが大きく下げています。
マイPFは前日比-0.05%でほぼ変わらずでした。銀行、通信、商社が比較的強かったことが幸いしました。
昨晩発表された米インフレ率は、市場予想と同じ+7.9%(前月+7.5%)となり、前月から上昇しました。
マザーズの下げは激しいですが、やはりマザーズの中一番時価総額が大きいメルカリの下げは象徴的で、本日のメルカリ終値は2,756 -384(-12.23%)。昨年11月につけた高値より約63%下落しました。直近は出来高も多くなってきており、本日はここ最近では一番多い1千万株を超えました。マザーズ指数は時価総額加重方式のため、メルカリの動きは注目です。
【メルカリ 21年10月~ 日足チャート】
※TradingView提供のチャート
本日の業種別株価指数を見ると、値上がり率上位は鉱業、石油石炭、鉄鋼、値下がり率上位は輸送機器、精密機器、電気機器となりました。現在、ドル円は円安に動いていますが、株価にはプラスに働いおらず、やはりウクライナ情勢の影響がでています。ロシアが外資企業の資産を差し押さえ検討と報道されていましたが、いったいどうなるでしょうか。
順位 | 値上がり業種 | 前日比% | 銘柄(一部参考) |
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1 | 鉱業 | +3.31% | INPEX+3.58%, 石油資源開発+2.45% |
2 | 石油石炭製品 | +1.26% | ENEOS +1.28% , 出光興産 +1.76% |
2 | 鉄鋼 | +1.01% | 日本製鉄+1.57%, JFE+1.21% |
順位 | 値下がり業種 | 前日比% | 銘柄(一部参考) |
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1 | 輸送用機器 | -3.54% | トヨタ-4.37%, ホンダ-2.81% |
2 | 精密機器 | -3.45% | オリンパス -4.43% , 島津製作所 -3.67% |
2 | 電気機器 | -2.93% | 日立製作所-2.02%, 日本電産-4.25% |
厳しい状況のなか、個人的に明るいニュースだったのはKDDIが本日、上場来高値を更新してきたことです。通信はコロナ、ウクライナ情勢の厳しいなか株価は堅調です。