週間相場振り返りと暴落花王について(22/1/31~2/4)

スポンサーリンク



今週は国内、米国も全般的にプラスで引ける結果となりました。日経平均+2.7%、TOPIX+2.86%とどちらも同程度上昇し、マザーズは先週一週間で約10%下落した反動もあり、+5.8%戻りました。また、東証REITの最近の動きは日経平均等と反対に動いているようで、先週は日経平均が下げたところ、REITは上げましたが、今週は日経平均が上げて、REITは下げました。

米国は先週に続き、NYダウ+1.05%、S&P500+1.55%、NASDAQ+2.38%と各指標とも上昇し、NASDAQは14,000を回復しました。

このような中、マイPFは先週末比で+1.40%で国内指標に対して、アンダーパフォームで終了。

個別銘柄で気になったのは花王です。30年以上連続増配しており、増配記録国内No.1ですが、9,000円くらいから約2年下落を続け、現在の株価になっています。保有銘柄ではないですが、昨年からどのあたりで止まるかウオッチしています。3Q決算発表をうけて、昨日2/4は大きく下落し、6.35%安となり、東証一部下落率上位に入りました。(2/4株価 5,366 前日比-364)

花王チャート(約2年、日足)

※TradingView提供のチャート

花王の決算はどうだったのでしょうか。21年度の営業利益は予想1770億円に対して、実績1435億円となり、予想より335億円下回りました。市場のコンセンサスでは1670億円程度だったようで、それより更に下回ったため、大きく売られました。今期予想は増収、増益となり、営業利益で1600億円、前期比+11.5%、この数値もコンセンサスを下回りました。

一方で、今期も連続増配を予想しており、前期144円⇒今期148円(配当性向59.9%)の発表をしました。これで配当利回りを計算すると、2.76%となり、株価が高いときは1%台だった利回りがかなり上昇しました。

21年度当初予想21年度実績22年度予想
売上高1兆4300億円1兆4187億円1兆4900億円(+5.0%)
営業利益1770億円1435億円1600億円(+11.5%)
税引前利益1770億円1500億円1600億円(+6.7%)
純利益1270億円1096億円1170億円(+6.7%)

現在のように下げトレンドが続いたチャートでは買いにくいですが、今後も監視銘柄の一つとして見ていきます。

※このブログは特定銘柄を推奨、非推奨するものではありません。

株式投資はリスクがあるため、投資判断は自己責任でよろしくお願いいたします。

タイトルとURLをコピーしました