新年あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしお願いいたします。
今回は高配当で、株主優待も期待できる18銘柄について確認したいと思います。
株主優待銘柄の中には無配の銘柄も多くありますが、
利益を出していないと、株主優待を改悪したり、突然廃止することもあります。
今回ピックアップするにあたり、もうけた条件は以下の通りです。
・予想配当利回りが3%以上
・株主優待が得られる最低単元の投資で総合利回り(配当+株主優待)4%以上
・直近の決算で赤字または50%を超える減益決算でないこと
※株価は21/12/30の値で計算
今回、調べたときに、外食系の株主優待はもともと配当利回りが高くないうえに
コロナ禍で業績が厳しい状況にあるため、配当利回り3%超の銘柄は見つけられませんでしたが、
それも寂しいので上記条件には合致しない銘柄を確認しました。
また、今回、紹介する銘柄を推奨するわけではございません。
株式投資はリスクがあり、突然の業績悪化、企業不祥事、市場全体の暴落などの
可能性がありますので、投資は自己責任でお願いいたします。
家電量販店系
家電量販店系は配当利回り3%超えで、株主優待の使い勝手もよい3銘柄を紹介します。
コロナの巣ごもり需要の反動もあり、株価は全般的に軟調の状態が続いている影響もあり、
エディオン、ヤマダの配当利回りは4%を超えます。
(※ヤマダは予想配当を示していないため、前期実績の値)
3社の株主優待は店舗での買い物券、割引券として使用可能です。
エディオン、ケーズは割引券ではないですが、ヤマダは1,000円につき500円の割引券として
使用可能です。なかでもエディオンの株主優待カードはネットショップでも使用でき、
1円単位で使用可能です。また、エディオンとケーズは1年以上保有すると、優待券が
増額されるため、更に利回り向上が期待できます。
株主優待を含む総合利回りでは5.37%~8.40%で高い還元率となっており、
人気の株主優待銘柄です。
ビックカメラも人気のある株主優待銘柄ですが、配当利回りは2%未満と低い数値のため、
今回選びませんでした。
金券関係
次はQUOカード、ギフトカードを贈呈している銘柄5社を表に紹介します。
配当利回りは3.05%~4.53%となっており、このなかでもティーガイアは配当利回りで
4%を超えています。
金券関係の株主優待はイオンモールのみ優待カードで、それ以外はQUOカードです。
イオンモールの優待カードはイオングループ各店(利用不可店舗あり)で利用できます。
QUOカードはコンビニ等で利用できるので使い勝手よいですね。
また、ティーガイア、みずほリースは1年以上保有すると、QUOカードが増額されます。
総合利回りは4.39%~5.74%となっています。
アパレル関係
アパレル関係はグローバルワーク等を展開するアダストリア、低価格婦人服のハニーズ、
AZUL等を展開するバロックジャパンの3社です。
配当利回りはバロックジャパンが4%超えとなっていますが、予想配当性向は104.9%となっています。
厳しい状況で高い配当金を出してますが、24年2月期までは38円維持を目標としています。
株主優待は3社とも割引券でなく買物券と使用でき使い勝手はよいです。
バロックはオンラインでも使用でき、1会計で2枚まで使用可能で、優待券使用の場合、送料も
無料となります。また、店舗使用時も1会計で2枚までです。
アダストリア、ハニーズに関しては特に1会計に何枚までの利用制限の記載はありません。
ハニーズの注意事項としては、1年以上保有が今後必須となります。
(22年のみ半年保有で権利は得られます。)
総合利回りはアダストリア4.95%、ハニーズ6.38%、バロックは9.12%と高いです。
続きの銘柄は後編で・・・