ここ1ヶ月で急落した12月株主優待銘柄 ブロードリーフの優待、業績、配当について

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本日は12月の株主優待銘柄であるブロードリーフの優待、業績、配当について確認します。

11月中旬より株価は急落して、27%程度安くなっています。全体の相場の影響もありますが、

決算の状況もネガティブです。

自動車整備業、部品などのカーアフターマーケットを中心にITソリューションを提供している

会社です。株主優待など株主還元に積極的です。

基本情報

銘柄:ブロードリーフ(3673)

株価:450(21/12/20)

予想配当利回り:1.78%

予想PER:24.12倍

実績PBR:1.56倍

株主優待情報

権利確定月:2021年12月末

保有株式数:500株以上 保有株式数に応じてTOYOTA Wallet 電子マネー贈呈

優待利回りは500~2000株で 2.22%。

2019年12月~2020年12月はVISAギフトカードで保有株に応じた贈呈金額は2021年と同等でした。

2018年12月はQUOカード10万円分というびっくりな優待もありました。

業績

2021年12月3Q決算では売上収益△2.3%、営業利益△18.2%、税引前利益△16.9%、

純利益△19.6%と前期に続き、減収、減益となりました。

業績低迷の要因としては、ソフトウエアについて従来の複数年一括契約から月額サブスク契約に

移行したことで11億円の減収となっています。(計画通りの進捗のようです)

ただし、売上のストック化は進み3Q累計の月額売上比率は+40.5%となりました。

前期に続いての減収、減益のため、どこで業績が反転してくるかがポイントになりそうです。

出展:ブロードリーフ 2021年12月期 第3四半期決算短信〔IFRS〕(連結) 一部抜粋
出展:ブロードリーフ 2021年12月期 第3四半期決算短信〔IFRS〕(連結) 一部抜粋

配当

直近の配当実績と予想は以下のとおりです。

18年12月期:12.0円(配当性向39.5%)

19年12月期:13.0円(配当性向36.7%)

20年12月期:13.2円(配当性向46.9%)

21年12月期:8円 (配当性向42.9%) ※予想

配当方針は、業績に応じた利益配分を行うことを基本方針とし、

連結配当性向35%以上を目途としてます。

過去実績を見ても方針通りに配当性向35%以上としてます。

今期は減益のため減配予想となっており、配当利回りは1.78%です。

まとめ

500株~2000株保有時の優待利回りは、2.22%

予想配当利回り1.78%

総合利回りは、4.0%

株価は21年3Q決算発表後に上昇しましたが、11月15日に付けた直近高値618円から27%急落してます。

21年2月につけた安値も下回り推移しているため、どこで止まるかが注目されます。

株価が下がったことで利回り自体は上昇しました。

株主還元に積極的な企業と思いますが、業績悪化は株主優待改悪につながりかねないので

今後の業績動向は気になるところです。

※2021.12.20時点の情報です。

※このブログは特定銘柄を推奨、非推奨するものではありません。

株式投資はリスクがあるため、投資判断は自己責任でよろしくお願いいたします。

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