株主還元に積極的なTOKAIの優待、業績、配当について紹介します。
株主優待はA~E 5種類ありますが、すべてのケースで利回りを検討しました。
また、格安スマホのお得な契約についても確認しました。
TOKAIはLPガスなどエネルギー事業、建築設備不動産、ISP、格安スマホなどの
情報通信サービス、CATV事業、アクアなども展開しています。
基本情報
銘柄:TOKAIホールディングス(3167)
株価:862(21/12/17)
予想配当利回り:3.48%
予想PER:12.79倍
実績PBR:1.50倍
株主優待情報
権利確定月:3月末、9月末
優待内容
100株以上保有の株主に年に2回 A~Eの優待が贈呈されます。
現在株価で優待利回りを計算すると次のようになります。
A、E 100株~300株が3~5%程度の高利回りとなります。
格安スマホの優待を選ぶと
TOKAIが事業展開している格安スマホLIBMOで優待割引が活用できます。
100株、300株保有時に優待割引を受けたときの音声SIMの月額料金(税込)を確認します。
100株保有の場合(月額350円割引)
5Gプラン(※):1,518円-350円=1,168円
20Gプラン :1,991円-350円=1,641円
300株保有の場合(月額850円割引)
5Gプラン(※):1,518円-850円=668円
20Gプラン :1,991円-850円=1,141円
※データ増量プログラムの新規申込の場合1年間5GB⇒8GB
300株保有すると、月額料金はかなり抑制できます。
参考にLINEMO 3GBは月額990円、20G月額2,728円
mineo 5GBは月額1,518円、20G月額2,178円
条件が違うので、単純に比較できませんが、300株保有の場合の
割引後の月額料金はかなり低額です。
(2021.12.17時点の情報です。スマホ料金、条件等の変更は頻繁に行わるので注意下さい)
業績
22年3月期2Q決算発表では、増収、減益となり、売上+6.9%、営業利益△4.2%、
経常利益△3.9%、純利益△30.4%となりました。
積極的な営業活動により増収となりましたが、顧客獲得費用増加の影響もあり、
減益となっています。
利益面はCATV事業、情報通信事業が牽引してます。
通期予想は増収、微増益予想となっています。
配当
直近の配当実績と予想は以下のとおりです。
18年3月期:28円(配当性向54.7%)
19年3月期:28円(配当性向47.1%)
20年3月期:28円(配当性向44.5%)
21年3月期:30円(配当性向44.6%)
22年3月期:30円(配当性向44.5%) ※予想
配当方針としては、安定的かつ継続的な配当を基本方針としてます。
過去の実績からすると、配当性向5割弱で、株主還元に積極的です。
17年3月期より、配当を倍増して、今に至ります。
現在株価で予想配当利回りは、3.48%と高配当となっています。
まとめ
100株~300株保有で優待利回りは 1.16%~4.87%。
予想配当利回りは3.48%。
総合利回りは4.64%~8.35%と高いです。
大きな業績変動は確認されていないですが、着実に利益を出している企業です。
株価は大きく動いていない状況が続いています。どちらかというと弱気。
※2021.12.17時点の情報です。
※このブログは特定銘柄を推奨、非推奨するものではありません。
株式投資はリスクがあるため、投資判断は自己責任でよろしくお願いいたします。