家電量販店の株主優待として人気なヤマダHDの優待、業績、配当について紹介します。
業績そこまで悪くないけど、残念ながら株価は右肩下がりとなっています。
基本情報
銘柄:ヤマダホールディングス(9831)
株価:381(21/12/14)
予想PER:5.31倍
実績PBR:0.5倍
予想配当利回り:未定(前期実績18円で計算すると4.72%)
株主優待情報
権利確定月:3月末、9月末
優待内容
年に2回、1000円毎に500円利用可能な割引券が贈呈されます。
優待利回りは1.31%~3.94%となっています。
業績
22年3月期2Q決算発表では、減収△7%ですが、会計基準の影響であり、実質は△1.4%です。
前年に比べると営業利益△23.7%、経常利益△20.0%、純利益は+43.4%となっています。
売上が減少となったのは、テレワーク、巣ごもり商品等による一過性需要に対する反動減のようです。
通期予想については営業利益△2.3%、経常利益△1.9%となっており、
下期に挽回することを想定してます。
配当
直近の配当実績と予想は以下のとおりです。
18年3月期:13円(配当性向35.3%)
19年3月期:13円(配当性向71.4%)
20年3月期:10円(配当性向35.2%)
21年3月期:18円 (配当性向28.6%)
22年3月期:未定 ※予想
配当方針としては、連結配当性向30%以上を目標とし、
財政状況や当期業績等を勘案して決定するとしてます。
今期は未定ですが、予想EPSは71.15円のため、連結配当性向30%から
配当を予想すると、21円になりますが、この数値は難しそうに思えます。
前期と同じと考えると18円。
仮に18円とすると、予想配当利回りは4.72%となります。
また、中間配当は出してないため、期末に1回で配当されます。
まとめ
優待利回りは100株~10000株で、1.31%~3.94% 。
配当利回りは未定ですが、仮に前期と同じ18円とすると、4.72%
この想定で総合利回りを計算すると、6.03%~8.66%とかなり高い数値です。
株主還元には積極的な企業と思います。
一方で株価は今年の3月頃からきれいな右肩下がりとなっており、
反転のきざしが見えていません。
業績はそこまで悪くないと思いますが、前期の反動による、
中間期の営業利益、経常利益の減益の結果が反映されているように見えます。
他の家電量販店の株価も厳しい状況になっています。
ヤマダはいつ反転して上昇トレンドに移行できるのか?興味あるところです。
※2021.12.14時点の情報です。
※このブログは特定銘柄を推奨、非推奨するものではありません。
株式投資はリスクがあるため、投資判断は自己責任でよろしくお願いいたします。