オートバックスセブンは株主優待銘柄として有名で、高配当銘柄でもあります。
残念ながら、株主優待の改悪により、特に300保有株主の優待が減額されました。
売上は伸び悩んでおり、頭打ちの感じですが、手堅く利益を出しています。
ただ、株価はコロナ後の回復も鈍く、最近も低下傾向です。
基本情報
銘柄:オートバックスセブン(9832)
株価:1,354(21/11/26)
予想PER:16.03
実績PBR:0.88
予想配当利回り:4.43%
株主優待情報
権利確定月:9月、3月末
優待内容
21年9月末基準日から、300~999株の優待が変更され、3年以上300株保有の株主は
8,000円から3,000円に大幅に減額され、ショックをうけた人も多かったです。
このように優待の改悪リスクは頭の片隅おいておく必要あります。
オートバックスのギフトカードのよいところは、有効期限がないことです。
優待利回り
100株保有時(1年以上):1.48%
300株保有時(1年以上):1.48%
700株保有時(1年以上):1.48%
700株保有時(3年以上):1.69%
1000株保有時(1年以上):1.48%
1000株保有時(3年以上):1.92%
1年以上保有の場合、100~1000株で優待利回りは同等。
3年以上、700株、1000株保有すると利回りは高くなります。
1000株保有の長期保有が一番よい条件です。
業績
22年3月期2Q の決算は増収、減益となっています。新会計基準のため、前年比の比較はありませんが、
決算としては厳しい状況です。既存店の売上前年比はマイナスが続いていますが、改善しつつあるので
今後の月次に期待したいと思います。
配当
直近の配当、今期の予想配当は以下のとおりです。
19年3月期:60円(配当性向90.1%)
20年3月期:60円(配当性向127.4%)
21年3月期:60円(配当性向68.0%)
22年3月期:60円(配当性向69.8%) ※予想
配当はこれまでの実績、予想からすると、60円をなんとしても出すと意気込みがあります。
20年3月期については、配当性向100%超えです。
配当性向が全般的に高いため、業績が悪化したときの、減配リスクは懸念点です。
配当利回りは、4.43%と高いです。
自社株買いも実施しており株主還元に積極的です。
まとめ
株主優待を受けるには1年以上の保有が必要で、優待利回りは1.48~1.92%程度です。
総合利回りは5.91~6.35%とかなり高くなります。
配当性向が高いところが懸念点です。
PER,PBRは割高、割安感はないです。株価の低下傾向は気になりますが、
下がったとしても、下値は限定的かなと思っています。
これ以上優待改悪がないことを願っています。
※このブログは特定銘柄を推奨するものではありません。
株式投資はリスクがあるため、投資判断は自己責任でよろしくお願いいたします。